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2021年12月 5日 (日)

米軍機事故

 新聞にいい社説が載っていたので、抜粋して紹介する。
「政府は、米軍機の事故のたびに抗議し、米側は「原因究明と再発防止」を約束する。しかし一向に改善されず、同じような事故が繰り返されている。
 背景にあるのは米軍に幅広い特権を認めた日米地位協定だ。特例法で日本の航空法が米軍機には適用されない。事故調査も日本側が独自に行えず、米側が権限を独占している。
 今回も、米軍機は青森空港に着陸後、滑走路に8時間近くとどまったが、日本側は機体に触れることができなかった。米側の対応を待つ間、空港は閉鎖され、民間機が欠航した。燃料タンクの残骸も米軍が回収した。
 住民が危険性を訴えても、米軍機の飛行を止められず、事故原因の究明さえできない。これで住民の安全や平穏な生活を守れるだろうか。政府は、地位協定の抜本的な見直しを米国に求めるべきだ」

 全く同感である。国民を守るという意思さえ、今の政府にはない。

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