舞台裏
一部報道より抜粋。
「2日夜。菅義偉首相は、自民党役員人事の一任を取り付けるため、麻生太郎副総理兼財務相と接触した。
同じ神奈川県選出で信頼する麻生派の河野太郎行政改革担当相を要職に起用できないか―。
だが、麻生氏は声を荒らげた。「おまえと一緒に、河野の将来まで沈めるわけにいかねえだろ」
首相は説得を試みたが、麻生氏は最後まで首を縦に振らなかった。
もう1人、首相の後ろ盾である安倍晋三前首相にも党人事への協力を求めたが“三くだり半”を突き付けられた。
首相が「孤立」した瞬間だった。
派閥の会長、まるでどこかの親分のよう。
国民的人気が高いと言われる河野太郎氏、新しい総裁候補として取り沙汰されているが、
彼もこの派閥の一員。この一事をもってして、人の本質がわかる。
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