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2021年7月21日 (水)

バッハ会長の発言

  コロナ禍でも開催にこぎつけられたのは日本側と築いてきた堅い信頼関係だとして、「我々は日本の真摯(しんし)に取り組む姿勢や、粘り強さの美徳をさらに敬服するようになった」
 そして「とても難しい決断を迫られてきた日本が、輝く時でもある。この五輪は、日本から世界に向けて強力なメッセージを発する。平和、連帯、回復していく力……。世界中の何十億もの人々がこの五輪をフォローし、感謝するだろう。そして多くが日本人が成し遂げたことを褒めたたえるだろう」

 この人は何を言っているのだろうか。
 これまで経験したことのないような感染急拡大の中で、国民の不安が高まっており、オリンピックどころではない、
 そうした雰囲気がわからないのか、あえて知ろうとしないのか。
 オリンピックの視点だけでものを考えている、まさに独りよがり。
 世界に向けて発信されるのは、平和や連帯という美しい言葉ではなく、IOCと日本の誤った選択、混乱であろう。

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