安保法制違憲訴訟
広島地裁であった安保法制違憲訴訟第13回口頭弁論で、原告本人と専門家の証人尋問が行われ、私も原告の一人として参加し、
証言をした。
滑走路の沖合移設と米軍再編の経緯や安保法制の成立と岩国基地の機能の変化などに触れながら、最後にまとめとして、次のように述べた。
「これまで岩国市民は、騒音や事件事故の被害に苦しみながら、何とか米軍基地と共存してきましたが、最近の岩国基地の機能・戦力の大幅な充実や、安保法制成立後の自衛隊と米軍の共同威圧行為といった事情によって、米軍基地の存在自体により市民生活が実際に脅かされるようになっています。
具体的には、朝鮮半島情勢が緊迫した2017年頃、岩国基地が北朝鮮のミサイルの標的になっているとの報道がありましたが、あの瞬間、私を含め多くの市民は初めて、実際にミサイルが打ち込まれる危険性を現実のものと感じました。
多くの市民からも不安の声があがりましたので、いざというときに備えて、シェルターの設置や避難誘導の方法などの検討を行うよう、市民団体を代表して岩国市長に対して申し入れを行いました。
つまり、安保法制により、基地の町の市民の平和に生きる権利が明確に侵されているのです。」
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