米中関係
アラスカで行われた米中の外交トップ会談で、避難の応酬。
(ブリンケン国務長官)
「我々は中国の行動に対する深刻な懸念についても議論する」
「新疆、香港、台湾、サイバー攻撃、同盟国に対する経済的な威圧」と課題を列挙。ルールに基づく秩序への脅威だとし、「単なる(中国)国内問題ではない。今日、この問題を提起するのが義務だと感じている」
(楊共産党政治局員)
「米国は自らのイメージを改め、自らの民主主義を世界中に推し進めるのをやめることが重要だ」と真っ向から反発。
「米国内の多くの人が自国の民主主義をほとんど信頼していない」
「米国にこそ人権などの面で多くの問題がある。ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)運動は最近始まったわけではない」「新疆ウイグル自治区、チベット自治区、台湾は中国の不可分の領土であり、米国の内政干渉に断固反対する」
「米国は世界を代表するわけではない」
米中が世界の覇権をめぐって対立する、新冷戦の幕開けかもしれない。
台湾、そして南シナ海にも積極的に関与するとなると、外交方針の大きな転換。
もちろん、日本の安全にも影響する。
政府の独走ではなく、国会も含めて慎重な議論が必要。
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