公務員倫理
菅長男接待事件を機に、再び公務員の倫理が問題になっている。
以前、不祥事の後、倫理規定が厳しくなり、業者との会食はもちろん、ゴルフや麻雀なども禁止。
退職後の先輩との付き合いも制限され、不自由になったなと感じたことを思い出す。
今回も、さらに規制が強化されることになる。
しかし、いくら倫理規定を厳しくしても、接待は決してなくならない。
役人の問題ではない。
各省庁の一番重要な仕事は、法律を国会で通すこと。法律があれば権限と予算を獲得する事ができる。
つまり、法律が役所の権限の源である。
法律を通すためには、与党の国会議員の世話になる。
偉くなればなるほど、政治家との関係が強くなる。
その政治家から言われれば、業者との会食も断れない。
政治家は、業者に便宜を図ることにより、お金と票を得る。
こうした政治の体質を変えない限り、不祥事はいつまでも繰り返される。何も変わらない。
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