私物化
東北新社社員の菅首相の長男が総務省の幹部を接待した問題を受けて、首相は4日の衆院予算委員会で、
「私の親族であるとはいえ、公的立場にはない一民間人に関するものだ。本人やその家族などの名誉やプライバシーにも関わることであり、本来このような場で、お答えすべきことではない」
長男の勤務先について、「いろんなご縁があって応援してもらっていることは事実」
「それを今の私の長男を結び付けるのは、それはいくらなんでもおかしい。完全に別人格ですからね」
東北新社の子会社が運営する衛星放送は、総務省の許認可を得ており、利害関係者からの接待を禁止する「国家公務員倫理規定」に違反することは明らか。
さらに、菅総務大臣の際に長男を秘書官に起用。その長男が総務省の関係会社に入社。首相の口利きがあったに違いない。
親族の優遇、政治の私物化の典型であり、「別人格だから知らない」と言って逃げることはできない。
どこまで腐っているのか、この国の政治は。
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