政治家の出処進退
買収で有罪判決を受けていた河井案里議員が、ようやく辞職。
昨年6月、夫の克行被告ともども逮捕され、以来、東京地裁で2人の裁判が続いていた。
一切の議員活動はできない状況だったので、辞職を求める声が強く上がっており、遅すぎる感は否めない。
加藤官房長官の会見より、
「政治家の出処進退については、自らが判断すべきものと考えています」
不祥事が起こった場合に当たり前のように繰り返される「逃げ口上」である。
本人の責任が重いことは当然であるが、同時に、政党の公認候補として選挙運動を行い当選したわけであるから、母体となる政党の国民に対する責任も極めて重い。
さらに、今回は、政党本部から1億円を超える多額の資金が注ぎ込まれ、それが買収の原資となった。当時の菅官房長官や安倍首相の特別の応援があったことも事実であり、買収もその一環として行なわれた可能性が高い。
彼らの責任も極めて重い。一言の「逃げ口上」で知らんぷりは許されない。
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