分科会の方針転換
政府のコロナ対策分科会の「緊急事態宣言下での対策の徹底・強化についての提言」(2月2日)より、一部抜粋。
解除が難しい地域
・高齢者施設での感染防止策の徹底
【現状の評価】
飲食店に対する営業時間の短縮要請などによる集中した対策の結果、飲食に伴うクラスター が減る一方で、高齢者施設でのクラスターが急増している。高齢者施設での感染は、直接、 重症者及び死亡者の増加につながることから、クラスターの発生防止を早急に徹底する必要 がある。
高齢者施設、特に長期入所型施設におけるクラスターは感染した職員から生じる傾向が多い。
【職員に対する定期的な検査の実施】
都道府県は、国と連携し、保健所の業務負担を増やさないよう配慮しながら、高齢者施設の 職員が定期的に検査を受けられるよう支援して頂きたい。
解除後の対策
また、都道府県は、隠れた感染源の存在を確認し、予兆を早期に探知するため、歓楽街など の感染リスクの高い地域を中心に、幅広にPCR等検査を実施して頂きたい。
これは、大幅な方針転換。「検査は意味がない」と言っていた人たちが、高齢者施設職員の定期検査や歓楽街などにおける無症状者の積極的検査を提唱している。
遅きに失したとはいえ、これが各地域でどの程度実施されるのか、注目したい。
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