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2021年1月14日 (木)

ノーベル賞受賞者の提言

 ノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典、大村智、本庶佑、山中伸弥の4氏が、コロナ対策に関する提言を発表。
① 医療機関と医療従事者への支援拡充による医療崩壊防止
② PCR検査能力の大幅な拡充と無症候感染者の隔離強化
③ ワクチンや治療薬の審査・承認の迅速化
④ ワクチンや治療薬の開発に不可欠な産学連携への支援強化
⑤ 科学者の勧告を政策に反映できる長期的展望に立った制度の確立
 
 羽鳥慎一モーニングショーに出演した本庶さんと大隅さんは、「政府側の積極的な対策、方針が見えていない」と指摘。
 さらに、「1つの病院を丸々、コロナ対応病院とするのが効率が良い」と、専門病院を設けるべきだと主張。
 続いて「GOTOトラベル」などの業界支援ではなく、検査数をより増やすために集約して資金を投入する方が有効。
 ある会社が既にPCR検査の機械をトラクターに埋め込んだ移動式の検査態勢を整えていると明かし、また無症状感染者を借り上げたホテルに滞在させ、食事を提供する隔離態勢を提案。ホテルと飲食業界にもプラスになり、効率的に経済が回せる方法だと訴え、「1年前から繰り返し申し上げているが、いまだに厚労省の考えが変わっていないのは全く理解できない」とした。

 まったく、その通り。科学者の意見を尊重すべき。

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