何も答えず
首相答弁について(某新聞の社説より抜粋)
肝心なことは何も話さない。
「出身大学は旧帝国大などに偏りがあり、閉鎖的で既得権益のようになっている。民間や若い人が増えることが必要。」
しかし、6人の半数は私立大で、1人も会員のいない大学の教授や50代前半の教授もいる。整合性が取れない。
首相は拒否理由は「個々人については答えを控える」と繰り返し、拒否した50代前半の大学教授は若手と「認めない」と述べている。論理的に説明できない理由があるとしか思えない。
日本学術会議法は会員候補を「優れた研究または業績がある科学者」から選ぶと定める。首相は6人のうち5人の研究や業績は「知らなかった」とも述べた。それでは、誰がどのような基準で任命対象から外したのか、明らかにしなければならない。
共通点は、安全保障関連法など政府の政策に反対していたことだ。首相は拒否理由として「あり得ない」と述べている。一方で「政府に反対したことを理由に任命を拒否するのは違法か」との問いに、明確に答弁しなかった。
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