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2020年10月28日 (水)

核兵器禁止条約

「核兵器の使用によって引き起こされる壊滅的な人道上の結末を深く懸念し、そのような兵器全廃の重大な必要性を認識し、廃絶こそがいかなる状況においても核兵器が二度と使われないことを保証する唯一の方法である。」
 前文の冒頭にある言葉である。
 そして、第1条には、次のことを実施しないととされている。
・核兵器あるいはその他の核爆発装置の開発、実験、製造、生産、あるいは獲得、保有、貯蔵
・核兵器もしくはその他の核爆発装置の使用、あるいは使用をちらつかせての威嚇
・領内あるいは管轄・支配が及ぶ場所において、核兵器やその他の核爆発装置の配備、導入、展開の容認

 理性のある人間なら、そして被爆国の国民であれば、誰も反対できない内容である。
 政府は、独善的な姿勢に終始するのではなく、この問題に関する国民の意思を問うべき。
 おそらく、半数以上の国民が条約参加に賛成するのでは。
 EUやNATOの本部があるベルギーでは、6割以上の国民が条約参加に賛成だという。

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