F-35Bの配備
14日、山口県や岩国市等からの文書照会に対する国の回答が示される。
騒音被害については、例によって「騒音予測コンター」を示すとともに、次のように述べている。
「騒音データを比較すると、F-35Bの方が、離陸の際の騒音値が高く、着陸の際の騒音値が低い等の特性があります。
F-35Bへの機種更新前後の騒音の状況を比較したところ、陸上部分においては70W以上の地域が一部増加するものの、75W以上の地域に大きな変化はないと認識しています」
これに対して、山口県は16日、次のような検討結果を取りまとめている。
「このたびのF-35Bへの機種更新は、基地周辺住民の生活環境に大きな影響を与えるものではないと考えられる」
F-35Bは、エンジン出力が高く、垂直離着陸などの機能もあり、騒音被害が拡大することは明らか。
昨年の爆音訴訟判決で、現状の騒音の違法性と国の損害賠償責任が認められており、コンターなどという都合のいい予測だけを根拠に、安易に追加配備を認めるべきではない。
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