長期政権
安倍2次政権が発足して7年余り、歴代最長を記録。
レガシー(歴史的遺産)は何かという議論がある。
まず、アベノミクス、大幅金融緩和と財政出動による景気回復も見かけだけ、実体経済は動かず、すでに景気後退局面に。残されたのは、借金増大というつけ。
本人の意気込みばかりが空回りし全く相手にされなかった拉致や北方領土問題。地球儀を俯瞰する外交を謳うも、足元の日韓関係は最悪。
憲法違反の集団的自衛権の行使に途をひらく安保法制の制定。今も各地で違憲訴訟が続く。
「働き方改革」「一億総活躍」「女性活躍」など、いずれも掛け声倒れ。
一方で、森友・加計学園、桜を見る会など、政治の私物化が横行。そこには夫人の関与という特異性も。
不祥事による大臣の辞任、逮捕も相次ぎ、今も進行中。「任命責任は私にあります」という言葉を何度聞かされたことか。
「負の遺産」の政権として、後世に記録されそう。
どうして、こんな政権が長く続いたのか、考えてみる必要がある。
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