不透明なお金の流れ
報道によると、5月に入って、アベノマスクの追加発注(160億円あまり)が随意契約で行われている。
全世帯に配布されるのは6月になるという。私のところにも届く気配すらない。緊急事態もすでに解除され、町にはマスクが溢れているし、個人もそれぞれ工夫して洒落たマスクを作っている。
あんな小さな野暮なものをいまさらもらっても何の役にも立たない、税金をもっと有効に使うべし。
やればやるほど、失政の象徴として、安倍首相の支持率を下げることになるのがわからないのだろうか。
また、持続化給付金(中小企業向けの最大200万円)の手続き業務が、経産省の外郭団体に769億円で委託されている。この団体は、人材派遣のパソナや電通により設立されたものだが、実際の活動が見えず、事実上幽霊団体のようで、事業のほとんどの額が電通に再委託されているという。
知人の事業者は、地域の商工会に相談しながら申請したとのこと。どうして、各地の商工会議所などを使わないのか。
コロナを利用して、多額の税金が一部団体や企業に流れ、それが巡り巡って政治家に還流されるシステムが動いているということか。
この国は、どこまで腐っているのか。
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