伊方原発差し止め
17日、四国電力伊方原発3号機の運転差し止めの仮処分を求める裁判で、広島高裁は運転を認めない決定をした。
その理由は、次の通り。
・中央構造線断層帯が活断層である可能性が否定できず、四国電力の調査が不十分。
・阿蘇山の噴火による影響に関する想定も過小。
・新規制基準に基づく原子力規制委員会の審査も不十分。
一旦事故が起これば取り返しのつかない被害が発生することを私たちは知ったわけであり、必然的に安全性に対する説明責任もとてつもなく重いものになる。
数百年、数千年単位の危険に対しても対策を講じる必要があるとすれば、せいぜい数十年単位で行われる経済活動にはなじまい、採算がとれないことはもはや明らか。
上関原発は、まだ計画段階であり、損失が少ないうちに早くあきらめたほうがいい。
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