就職の世話、公共事業の受注、はては交通違反のもみ消し・・・
私たちは、とかく、政治に個別の利益を求めがちであるが、それは、結果として、行政や法律を捻じ曲げ、税金の無駄遣いにつながる。つまり、もっと大きな不利益が自らに返ってくる。
政治は何のためにあるのか。
個々の目先の利を求めるためにあるのでは決してない。
社会全体の長期にわたる利を実現することが政治の目的である。
理念や政策が飾り物にされ、もっぱら世襲や企業の意向などを基準に政治が選択されるとすれば、それは、必然的に利益誘導型の政治を生み、権力は濫用され、社会は停滞する。
こんな政治は、不要である。

コメント