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2020年6月17日 (水)

情報公開裁判

 裁判長が交替、山口地裁で第4回口頭弁論がひらかれた。
 いつも通り裁判長からいくつかの確認があり、5〜6分で終わろうとするので、自ら求め、概略次のように発言。
 裁判の進行に関し少し疑問あり。裁判長及び被告に2〜3確認させて下さい。
1.3月16日付で提出された米軍と国の回答に関して、3月26日付け準備書面でいくつかの疑問点を指摘したが、ほとんど被告から反論なし。日米合同委員会合意の取り扱いの根拠やインカメラ審理など重要なものも含まれているが、反論がないということは、こちらの主張を認めるという理解でいいのか。
2.議事録への該当性について
 議事録とは、議事の経過をそのまま記録したもの。本件協定書は確定文書であり、形式、内容が違う。協定当事者は日米合同委員会メンバーでもないので、主体も違い、両者はまったく別物。
 また、米軍の意見書でも、本件協定書が日米合同委員会合意に関係するとは言っているが、議事録に該当するとは言っていない。しかし、岩国市や国は議事録に該当するという。その論拠が示されておらず、さらに議論を尽くすべき。
3.具体的支障について
 開示により米軍にどのような支障が生じるのか明らかにするよう繰り返し求めてきたが、いまだに説明なし。
 ということは、「開示しても特段の支障は生じない」という理解でいいのか。
 仮にそうだとすれば、開示しても実質的不利益はないのに、ただ形式的に米軍が反対するからというだけでは、法的保護に値しない。
4.部分開示について
 本件協定書の冒頭に、岩国市による愛宕スポーツコンプレックス一時使用申請の時期、国による共同使用要請の時期など、共同使用に関する事実経過が記載された部分がある。こうした情報は、概要版以前の公知の事実であり、開示しても何の問題もないことは明らか。もちろん区分も容易。
 単に米軍の反対を理由に一律に全面非開示にすることは、「部分開示」の原則に反する。さらに議論を尽くすべき。

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