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2020年2月 4日 (火)

「立憲主義という企て」(井上達夫東大教授)から(その6)

 憲法96条に基づく憲法改正手続きについて、次のように指摘する。
「あるべき安全保障体制は何か、それと憲法は整合するかをめぐって厳しい対立が存在する以上、憲法的価値をめぐる論争を裁断するプロセスとして憲法自体が設定している憲法改正手続きに従って、改憲プロセスを発動させ、国会のみならず国民の間で集中的に議論し、最終的には国民投票で国民に信を問うことが立憲主義の要請であり、さらには憲法改正権力を国民に帰する国民主権原理の要請でもある。憲法96条の下での改憲プロセスの発動にも反対するというのは、あまりにも卑劣である。改憲プロセスを発動させると自分たちの勢力が負けるリスクがあるから発動させないという姿勢は、立憲主義や民主主義を自分たちの政治的選好実現に有利な限りで援用し、不利な場合には無視するもので、憲法を「政争の具」として濫用し、公正な政治的競争のルールとしての憲法を尊重することを要請する立憲民主主義の理念を蹂躙している」

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