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2020年1月28日 (火)

「立憲主義という企て」(井上達夫東大教授)から(その4)

 9条削除論が、いまはまだ「ラディカルすぎる」「まだついていけない」と思う人に対して、次の次善案と三善案が提示されている。
1.次善案(新9条論)
 専守防衛・個別的自衛権の枠内で戦力の保有・行使を承認する憲法9条2項明文改正+徴兵制以外の強い戦力統制規範制定
2.三善案(自衛戦力承認論)
 憲法9条2項削除又は明文改正による自衛戦力の保有・行使の承認+弱い戦力統制規範制定

 憲法を自殺に追い込む安倍改憲案しか選択肢として国民に示されていない状況は、日本の立憲主義にとって「絶滅危惧状態」である。憲法が戦力を統制できない悪しき現状を変革するための改正案として、最低限、次善案と三善案という二つの選択肢を国民に提示し、国民投票による審判のための国民的熟議を求めることが必要である。

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