下関で行われた「建国記念の日を考える集会」に招かれ、講演をした。
主な内容は、次の通り。
1.この国の現状
違憲の安全保障関連法の強行採決、普天間基地の辺野古移設の強行など、憲法や法律に違反する行為
「立憲主義、法治主義、民主主義」は、すべての政党、政治家、国民の拠って立つべき共通の基盤。これらを謙虚に尊重すべき政治家が、その基盤を平気で破壊する。
⇨ 政治のあり方に根本的問題あり。主権者と政治との関わりという原点に立ち返る必要あり。
2.政治を変える
もはや、政策の選択の問題ではない。
憲法や法律をねじ曲げ、民主主義を破壊する政治を放置するわけにはいかない。
市民が主権者として立ち上がり、民意を離れて暴走する政治に歯止めをかけ、新しい政治を起こす必要がある。
① 民主主義を機能させる
主権者として直接政治に関与する唯一の機会である選挙を変えることが第一歩
理念と政策を基準に、一人ひとりの自由な意思で政治を選択する
企業や団体の意思、お金や世襲制などが介在すれば、政治は民意から遠ざかる。
政策・理念を通じて、市民と政治が直結して、初めて民主主義が機能
政治に個別の利益を求めれば、口利き・あっせん、不正、税金の無駄遣い、賄賂などの温床に
政治は、市民、国民全体の幸せのために行われるべきもので、市民が作り
支えることにより成立。
② 参院選に向けて
「ミナセン(みんなで選挙)やまぐち」の設立
政党などに依存せず、県民が主体的に選挙に取り組む初めてのケース
野党の統一候補ではなく、県民の統一候補に
・政党色を薄め、一般市民に広げる
・与野党対決にせず、保守層も取り込む

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