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2014年8月13日 (水)

永続敗戦論(4)

 問題の本質は突き詰めれば常に、「対米従属」という構造に行きつく。アジア諸国に対する排外的ナショナリズムの主張は、意識的にせよそうでないにせよ、日本に駐留する米軍の軍事力の圧倒的なプレゼンスの下で可能になっている。日本が「東洋の孤児」であり続けても一向に構わないという甘えきった意識が深ければ深いほど、それだけ庇護者としての米国との関係は密接でなければならず、そのために果てはどのような不条理な要求であっても米国の言い分とあれば呑まなければならない、という結論が論理必然的に出てくる。また、こうした構造から、愛国主義を標榜する右派が「親米右翼」や「新米保守」を名乗るという、言い換えれば、外国の力によってナショナリズムの根幹的アイデンティティを支えるという極めてグロテスクな構造が定着してきた。

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