アメリカによる盗聴
アメリカにある日本や西欧諸国の大使館が、アメリカの情報機関により盗聴されていたことが明らかになり、オバマ大統領が火消しに躍起になっている。
半ば公然の秘密だったのかもしれないが、各国の国益に関わることであり、ドイツやフランスなどの反発が強く、信頼関係にもひびが入りかねない。
世界中が大騒ぎをしているのに、日本の反応はなぜか鈍い。いつものことでアメリカに遠慮しているのであろうが、ことは国益に関わる重大な問題であり、毅然とした対応をしなければ一国の政府とは言えない。
アメリカは、彼らの国のために行動している。TPPなどの経済交渉はもちろん、安全保障の分野においてもそれは同じである。
「アメリカが日本を守ってくれる」とよく言われるが、そんな甘い話はないのである。
国際関係の厳しい現実を認識したうえで、自らの国益は自ら守る以外にないことを知るべきである。
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コメント
「アメリカが日本を守ってくれる」とよく言われるが、そんな甘い話はないのである。
国際関係の厳しい現実を認識したうえで、自らの国益は自ら守る以外にないことを知るべきである。
井原さんが、上記の矛盾の最前線で長く闘ってこられたからこそ言える言葉だと重く受け止めます。
また、シェアさせて頂きます。
投稿: 猪谷 善久 | 2013年7月 3日 (水) 13時25分
米国が日本を本当に友好国であると
思っているなら自治会長さんを轢き殺した
軍属を無罪に等しい処分で済ますことはしないだろうし
誰がどう見ても異常な地位協定を
真っ先に廃止すると思います。
投稿: ライダー | 2013年7月 3日 (水) 19時01分