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2013年2月24日 (日)

TPPに関する日米共同声明について

 日米共同声明や安倍さんの発言を聞いていると、官僚的発想の言葉のごまかしが多いことに留意する必要がある。
「両政府は、最終的な結果は交渉の中で決まっていくものであることから、TPP交渉参加に際し、一方的に全ての関税を撤廃することをあらかじめ約束することを求められるものではないことを確認する」
 安倍さんは、この声明をもって、聖域なき関税撤廃を前提にしないことが明確になったとしているが、そこには三つの修飾語がついていることに注意する必要がある。
「一方的に」「全ての」「あらかじめ」
「一方的」でなく双方で、「全て」でなく一部の、或いは「あらかじめ」でなく事後に、関税を撤廃することは何ら差支えないことになる。
 つまり、こうした条件がつけばつくほど文章の意味は逆になるのである。従って、この声明では、関税撤廃を行うと言っているに等しい。
 安倍さんは、大きなものを取ったと宣伝しているが、恐らく、アメリカ側は、何も失っていないと考えているはず。

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