選挙に関する報道のあり方に疑問
総選挙も終盤に入ってきたが、マスコミの選挙情勢に関する報道の仕方が気になる。
内閣支持率や比例の投票先、誰が次の首相にふさわしいかなどの調査もある。
地域では、個別の選挙区の情勢が詳しく紹介されているものもある。
選挙に見返りを求める人は、いわゆる「勝ち馬に乗る」という行動をとるのが常であり、政党や候補者の優劣に関する情報は、有権者の投票行動にかなりの影響を与える可能性がある。
勝ち負けの予想は面白いし視聴率も上がるかもしれないが、今報道のすべきことは予想ではなく、各政党の理念や政策を具体的に比較し、国民に選択の材料を提供すること。
投票が締め切られる前に具体的な当落の予想が行われ、20時直後に当確が決まることもある。出口調査などをもとに判断しているのであろうが、早さを競えばいいというものではなく、正式な開票作業を待つべきである。
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コメント
岩国民空開港と行政は浮かれまわっている。
この民空は「米軍岩国基地の機能強化のためで、詳しくは空母艦載機の移駐を岩国市に認めさせるために『国としては全く必要ない』のに作られた」ことは市の記録に文章として残されている。この事実を今一度思い直して欲しい。
民空のお陰でこれからも国防の名のもと強化策は続くだろう。沖縄の現状を思うとこれの二の舞になるだろう。これで岩国市は「基地という束縛から永遠に解かれることはない街」になった。
子孫へなんと詫びるのか、この重い課題を選挙で語る人はいない。
投稿: 民空いらない | 2012年12月12日 (水) 15時27分