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2012年11月 6日 (火)

大臣の権限

 法律には、各省大臣の権限とされているものがたくさんある。
 確かに最終決定の権限は大臣にあるが、だからと言って好き勝手にできるわけではなく、あくまで法律の規定の範囲内で判断しなければならない。裁量の範囲には自ずから限界があり、それを超えると裁量権の逸脱となる。田中文部科学大臣の場合がこれに当たるのか定かではないが、大臣や知事の中には、法律の文言を形式的に解釈して何でもできると勘違いする人もいるので注意を要する。
 岩国では、愛宕山で大規模住宅開発事業が行われてきたが、突然中止され、まもなく米軍基地に提供されようとしている。まちづくりという観点からは、絶対に不可能な暴挙であり、あちこちで都市計画法などの法律に抵触することになる。
 山口県知事は、知事の権限として、開発事業を無理やり廃止してしまった。
 今度は、岩国市長により、米軍住宅の建設のために用途地域が変更されようとしており、住民説明会が11日(日)19時から、シンフォニア岩国で開催される(詳細は、岩国市ホームページを参照)。
 こうした知事や市長の行為も、都市計画法の趣旨に反し、裁量権の逸脱に当たるものである。

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