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2011年5月 8日 (日)

外交の実態

 政権交代後、鳩山首相は普天間の移設先として「最低でも県外」とし、現行案の修正を模索していたとされているが、その蔭で、閣僚や官僚たちが、信じられないような行動を取っていた(ウイキリークスより)
 2009年12月9日、前原国土交通大臣がルース米大使に語る。
「日本政府は、米国と沖縄県民の双方に受け入れ可能な複数の案を模索する。だが、もし、現行案以外のあらゆる代替案に米国が賛成しなければ、民主党は現行の再編計画を進め、必要ならばゴールデンウイーク後に連立を解消する用意がある」

 同月21日、薮中外務事務次官がルース米大使に語る
 同月17日の鳩山首相のコペンハーゲンでのクリントン米国務長官との会談内容について、「政府による見直し作業で辺野古移設に代わる実現可能な案が見つからなければ、現行案に立ち返る、と鳩山氏は確認した」

 同月26日、松野官房副長官が米大使館の政務担当公使に語る。
 「鳩山首相と、沖縄問題での(日米閣僚級)作業部会は、『形の上だけは』沖縄県内以外の選択肢を検討しなければならないが、唯一現実的な選択肢は、普天間をキャンプ・シュワブかほかの『既存施設』に移すことだ」

 マニフェストに従い表向きは普天間の県外移設を唱えながら、裏では、閣僚や官僚、そして鳩山さんまでも、「現行案でいいですよ」と米側に伝えていた。これでは、外交になるはずもない。いや、初めから交渉する気もなく単なるポーズに過ぎなかったことになる。
 鳩山さんの想いは本当であろうと思っていたのだが・・・

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コメント

全ては理念ですね
理念は作物で言えば茎になるのではないでしょうか
茎の芯はゴールですね
ゴールが曖昧なら茎はクネクネになります

投稿: ピース | 2011年5月 9日 (月) 00時11分

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