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2010年11月18日 (木)

自衛隊行事への参加の制限

 政治的発言をする者の自衛隊行事への参加を制限する通達が防衛省から出され問題になっているが、官房長官は、「民間人であろうとも自衛隊施設の中では、表現の自由は制限される。そうしないと自衛隊が、政治に関与したと誤解を受ける。自衛隊員を一定の政治的方向性に向けさせようとする発言は遠慮してほしいという通達は許容される」とした。
 法律にも詳しい仙谷さんであるが、相当無理をして、防衛省の尻拭いをしているという印象。内心では、「まずいことをしてくれた」と苦虫をかみつぶしているのではなかろうか。
 「表現の自由」は憲法に基づく大切な権利であり、それが制限されるのは名誉やプライバシーなど他の人の基本的人権が侵害される場合であり、今回の例がそれに当たらないことは自明である。
 自衛隊員にも思想信条の自由はあり、どのような政治的考え方を持っても、またどの政党を支持しても構わないし、また、どのような意見を聞いても差し支えない。 
 もちろん、自衛隊員は政治活動を行ってはならないし、自衛隊という組織は政治的な中立性を保たなければならない。要するに、いわゆる文民統制をしっかりやればいいだけで、行事への参加者の発言の自由を封じてしまうことは筋違いである。
 参加していた与党議員の反発がことの発端のようであるが、防衛省の勇み足としか言いようがない。

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コメント

これは大切な視点ですね
私はこう考えます!
『表現の自由を突き詰めれば、自衛隊と言えども政治活動は行って良いでしょう。表現を突き詰めれば行動になる。行動なくして思想はない!陽明学ですね!
思想は個々に異なり、それが個人の資質になる。
しかし、今は偽民主主義なので、職務上だけは制限されるべき。
自由時間にも制限するのは国家の冒涜であり、個人の資質を信じていない表れだろう。
表現の自由を突き詰めれば、自然平和な世界がやってくる。』

私はこう考えます

投稿: ピース | 2010年11月20日 (土) 00時28分

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