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2010年11月30日 (火)

茶番劇(2)

 12月議会の初日(29日)に、岩国市長の愛宕山等に関する政府要望について報告が行われた。その詳細を見ると、すべてが茶番であることがよくわかる。
 すでに空母艦載機部隊の移駐を容認している市長は、移駐に伴い必要となる米軍住宅の建設も容認する以外に道はなく、また、借金の一部と自らの責任逃れをするために、さらにほとんどの人が望まない民間空港をつくるために、一日も早く愛宕山を売り飛ばしたいという思いから、防衛省と岩国市の裏取引は完全に成立しているのである。
 彼らの関心は、いかに市民をごまかし円滑に売却を進めるかである。
 今回初めて岩国市が要望した形を取っているが、実際は、事前に双方の間で綿密な打ち合わせが行われ、防衛省が色よい返事をすることができるものになっているのである。そのことは、従来の岩国市の主張と今回の要望内容を比較してみると一目了然である。
 例えば、愛宕山への運動施設の整備について。
 今回も野球場や400メートルトラックの整備等を要望しているが、その内容は9月に防衛省が示した施設整備案とほとんど変わらず、新しい要望と言える代物ではとてもない。唯一高校野球の公式協議という文言が加わっているが、これとてその具体的な内容は不明である。
 この程度であれば、防衛省はいい返事をするに決まっている、というか、打ち合わせ通り、初めから先方の受け入れ可能なものを出したに過ぎない。
 市民も議員も、とんだ茶番劇に付き合わされているのである。

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コメント

諦めずに市民が議会に掛け合い、明らかにすべきものは
仮に愛宕山の米軍住宅が出来たとしたら、いや出来る前の今から、何か問題が起こったとき、その責任の所在の在処を細かなケースも含めて明らかにさせる必要があると思います。
失礼な言い方かも知れませんが、出来ちゃったら最低限、犯罪を予防する必要がある。
治外法権となる場所、成らない場所を明記させ、成らない場所では日本の司法が裁ける。
これが明確に成れば米軍に相当のプレッシャーになると思います。
勿論簡単には行かないでしょう。
米軍もテーブルつかせる訳ですから

無責任な言葉であるのは重々承知してますが
思った事を書かせて頂きました

失礼をごめん遊ばせ

投稿: ピース | 2010年12月 1日 (水) 21時36分

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