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2010年11月21日 (日)

大臣の失言

 『個別事案についてはお答えを差し控えます』
 『法と証拠に基づいて適切にやっている』
 柳田法務大臣は、国会で答弁に窮すると、この二つの言葉で切り抜けているようだ。
 確かに、捜査が進行中の案件について、法務大臣がその状況を具体的に答弁することは、適当ではないし、一定の質問に対する答弁としては、至極当たり前、正しいものであると言える。しかも、失礼ながら、こうした言い振りは大臣自ら考えたことではなく、100パーセント、官僚たちの振り付けによるものであろう。歴代の法務大臣に対しても同様なことが行われていたと考えるのが自然であり、ある意味では、官僚たちの言うことをよく聞くいい大臣なのではなかろうか。
 しかし、大勢の人を前にして使うべき言葉でないことは明らかであり、軽率のそしりを免れない。
 さらに問題なのは、(本人も認めているように)法務行政について専門家でない人を大臣にしたことである。旧政権の時代のように、派閥順送りの人事をやっていたら、民主党が目指した政治主導は、形だけのものに終わってしまう。

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