« 大阪へ | トップページ | 愛宕山問題に関する一文 »

2010年10月10日 (日)

大阪にて

 市民グループの主催する戦争や基地に反対する関西のつどいに招かれた。
 4.25沖縄県民大会の実行委員会事務局長で県会議員の新里米吉さんの特別報告が行われるなど、沖縄問題が中心テーマであったが、時間をいただいたので岩国の現状についても、概略次のように報告した。
1.空母艦載機の岩国移駐が実施されれば、巨大な基地が出現する。
 中四国の山間部で行われている低空飛行の被害の拡大。NLPなどの訓練基地が近辺に建設される。橋下知事の発言にもあるように、関空への誘致も。
 今回の米軍再編を西日本全体の問題として考えて欲しい。
2.政府の嘘
 国策を遂行する場合に、政府がいかに国民をごまかすか。
① 滑走路の沖合移設
 安全・安心を目的にした沖合移設が、米軍再編の受け皿に。
 防衛省には、当初から沖縄や厚木の負担を転嫁する意図があり、地元の政治家や有力者もそれを承知の上で推進。市民は完全に裏切られた。
② 愛宕山の米軍住宅化
 沖合移設への土砂の供給と住宅開発を目的とした愛宕山開発が突然中止され、米軍再編に伴う米軍住宅に転用されようとしている。住民は裏切られたという想い。
 借金の返済と民間空港実現のため、県と市が自ら土地を差し出し基地にするというのは、最悪の選択。
 しかも、米軍住宅化を隠し、裏取引で進めようとする。民主主義を否定する背信行為。
3 政権交代
 期待を裏切られ、旧政権と同様、米軍再編は、そのまま進行。
 9月初めに、防衛省から愛宕山の利用計画案が示された。野球場などのスポーツ施設の建設も含まれており、市民の中には、賛成する人も。
 お金で動く人は必ずいるが、基地周辺の人たちには、生活や命がかかっており納得できず。決して問題は解決しない。
 毎月3回、「1」のつく日に愛宕神社前で座り込み
4.ではどうすればいいのか
 外交・防衛も、国民の理解と協力なしには一歩も前に進まない。
 何も知らせないままに、一方的に基地負担をおしつけることは、すでに限界に。
 → 民意を大切にするという原点に返るべき。
 今後50年の長期的展望の中で、日本の平和をどのように維持していくのか、主体的に考えるべき時期に。アメリカとの関係だけでなく、アジア近隣諸国との信頼関係をどう築くかが大切。
 今はっきり言えることは、民主主義と自治をしっかり機能させることが、確かな平和の礎。
 「市民の力で政治を動かす」
 本当の意味での民主主義の実現を目指す新たな闘いが、今沖縄で始まっている。
 岩国も、その闘いに参加する。

人気ブログランキングへ

|

« 大阪へ | トップページ | 愛宕山問題に関する一文 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>民主主義と自治をしっかり機能させることが、確かな平和の礎になる。
全くその通りだと思います。長いものに巻かれるのではなく自立した市民=主権者として民主主義を根付かせていきたいです。

投稿: 信濃のアブマガ | 2010年10月11日 (月) 04時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530823/49706486

この記事へのトラックバック一覧です: 大阪にて:

« 大阪へ | トップページ | 愛宕山問題に関する一文 »