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2010年9月 5日 (日)

愛宕山の米軍住宅化(3)

 例えどんなに立派なスポーツ施設ができても、それにより、空母艦載機を受け入れ、愛宕山に広大な米軍基地ができることによる将来の世代に対する負担やまちづくりへの障害を補うことはできない。両者は、まったく別次元のものであり、混同しないようにしなければならない。
 そのスポーツ施設について、市民が自由に利用できる野球場や400メートルトラック等の整備を評価する声もあるが、不明な点が多くいくつもの疑問が生じてくる。
 まず、防衛省の予算で市民球場が本当にできるのだろうか。自由利用という触れ込みだが、アメリカ兵やその家族の利用が優先されると考えるのが普通であろう。また、運動施設エリアへの立ち入りは原則自由とされているが、例えば野球見物のために数千人~数万人の人が本当に自由に出入りできるのだろうか。
 3日に示された防衛省の文書は概括的なものであり、詳細は不明である。7日の市議会全員協議会における副大臣の説明とそれに対する質疑の中で、こうした点が明らかにされる必要がある。
 なお、詳細はアメリカ側と調整することとされており、どこまで合意ができているのかさえ不明であり、その点にも注意する必要がある。

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コメント

市民が自由に利用できるとして、MPとかがショットガンを持ち、そして拳銃や自動小銃を隠し持つ米兵がいるなかで
どうして市民が自由に利用できるのだろうか???

花火大会の時とかもMPがショットガンを持っているが、この銃を使うなら市民が巻き添えになることは間違いない。

米兵の子が道にロープを張る事件があったが、そういう真似をする米兵一家が岩国に移住してくるのはたまらない。

投稿: 名無し | 2010年9月 6日 (月) 14時30分

 愛宕山開発地の東部に野球場などのスポーツ施設やコミュニティーセンターを米軍管轄下で造るということですが、治外法権の米軍基地内の福利厚生施設を、市民も使える共有施設だといっても、どうなんだろうと思ってしまいます。
 また、愛宕山開発地の西部に270戸の士官クラスの米軍家族住宅を造り、残り800戸近くの米軍住宅を現基地内のゴルフ場などを潰して造るということですが、そこまで譲歩することができるのなら、滑走路沖合移設によって大幅に拡張された現基地内に全ての家族住宅が造れないのだろうかと思います。
 広大な岩国市の真ん中に位置する愛宕山開発地は、山口県民・岩国市民にとって、いくらでも有効に使うことができる財産です。
 この愛宕山開発地まで、米軍に差し出すなど、あまりにも馬鹿げていると思います。

投稿: ふる | 2010年9月 7日 (火) 00時44分

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