« 衆院予算委員会 | トップページ | 米子にて »

2010年8月 3日 (火)

米軍再編交付金のカット?

 沖縄名護市への交付が予定されていた昨年度分の再編交付金がいまだに支給されず、明確な説明のないまま放置されているという。
 またまた、お得意の兵糧攻めが始まったのであろうか。
 「再編交付金」は、米軍再編を円滑に進めるために防衛省が急遽作った仕組みであるが、基地拡大の受け入れと補助金が完全に連動しており、お金で住民を分断するという意図が明確にされているいわくつきのもの。
 これまでは、振興策をちらつかせながら暗に基地の受け入れを求めるという方法であり、まだそこには抑制されたものがあった。しかし今回は、基地の受け入れを容認しろ、そうすればお金をやるが、そうでなければやらない。しかも、途中で態度を変えたら、それ以後の分はカットするという、最後まで鼻の先にニンジンをぶら下げ自治体と住民の意思を抑えつけるというもの。
 初めて再編交付金の中身を聞いたとき、目的のためには手段を選ばないというが、防衛省とは、国とはこんなにも品格のないところなのかと呆れてしまった。このような税金の使い方が、財政法上許されるのか。憲法にも反するのではないか。
 さらに、今回のように、市長が代わったからといって、すでに内示されているものまで一方的にカットするなど、法律の趣旨にも反する権限乱用ではないか。
 前原沖縄担当大臣は、沖縄振興策と米軍再編は別だと言っているようであるが、これでは額面通り受け取れない。
 現に国土交通省は、民間空港を取引材料に岩国への空母艦載機移駐と愛宕山の米軍住宅化を進めようとしているのである。表ではきれいなことを言いながら、旧政権と変わらない裏工作をするというのでは情けない。
 民主党は野党時代、再編交付金の問題点を指摘し反対していたし、岩国の補助金カットについても、現外務、防衛両大臣は、国会などで、約束に反する一方的なカットは問題であったと認めていたはずであるが、またまた同じようなやり方を繰り返すのであろうか。

人気ブログランキングへ

|

« 衆院予算委員会 | トップページ | 米子にて »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

だますやり方・押し付けるやり方は政権が変わっても変化なし。こんなところが官僚の言いなり、といわれる遠因でしょう。
昨日3日、西岩国でも戦闘機の爆音が1日中聞かれました。何があったのでしょう。

投稿: 清流 | 2010年8月 4日 (水) 08時34分

結局、影で悪事を働くのが一番善くない

投稿: ピース | 2010年8月 9日 (月) 16時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530823/49050770

この記事へのトラックバック一覧です: 米軍再編交付金のカット?:

« 衆院予算委員会 | トップページ | 米子にて »