« 学生からの手紙 | トップページ | 概算要求 »

2010年7月20日 (火)

アメリカ人の意識

 「日本を守ってやっているのに、どうして日本人はアメリカ軍の基地に反対するのか。」
 これが、普通のアメリカ人の意識であるという。
 フルブライトの留学生として日本にやってきたアメリカの学生が、岩国の基地問題を調査するために訪ねてきた。彼の主なテーマは、米軍基地に対する沖縄と岩国の住民意識の違いなどである。
 意見交換の中で、特に印象に残ったのが、冒頭の言葉である。
 実は彼は、アメリカ育ちの日本人で、英語で考えたことを日本語に翻訳しながら話しているとのこと。その彼も、日本に来るまでは全く同じように考えていたという。
 私も含めて「アメリカ軍が日本を守ってくれている」と今も本気で思っている日本人が、どれだけいるであろうか。
 さらに、「イラクやアフガニスタンのために命をかけて戦っているのに、どうして現地の人はもっと協力してくれないのだろうか」と思っているアメリカ人も多いという。
 世界の警察の役割を果たしているという意識なのかもしれない。
 確かにそういう時期もあったかもしれないが、今は、世界中の人が、むしろアメリカが原因で紛争が起こっていると考えているのではなかろうか。
 彼我の意識の差の大きさに、改めて驚かされる。いつの時代も、戦争を正当化する宣伝が徹底して行われ、真実が見えなくなるのであろう。
 日本人もアメリカ人も、軍事の実態を知り、客観的に判断する目を持つべきであろう。

人気ブログランキングへ

|

« 学生からの手紙 | トップページ | 概算要求 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

アメリカ軍のやり方はベトナム戦争のときと全く変わってはいないと思う。
ベトナムでアメリカ軍が何をしたかほとんどの情報が封印されアメリカの正義だけが賞賛されるメディア。
公正に考えるならば、ベトナム戦争はナチスドイツのユダヤ人虐殺よりよほど酷い事をしている。
アフガニスタンとて同じではないのだろうか、1兆ドルの鉱脈目当ての大量虐殺にしか見えない。
アメリカ人自身間違った正義を押しつけられ、一部の富裕層のために戦っているのではないかと思う。

投稿: 名無し | 2010年7月21日 (水) 13時00分

大切なのはその結果百年後に何をもたらすかということ!
でもそれは正確には予測出来ない
だから過去の似たような状況を分析し、同じ部分、異なる部品を切り分け考察し、推察するしかなかろう
そのためには、我々が知り得る情報は余りにも少ない
だが、有効活用出来る情報で最大限推察する努力をしなくてはいけないだろう

日本に何故原爆が投下されなければならなかったか!
明らか過ぎる事実は存在する!

しかし、これを最大限に有効活用しなければいけまい!
日本人の役割は絶大に大きい

投稿: ピース | 2010年7月24日 (土) 16時03分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530823/48928364

この記事へのトラックバック一覧です: アメリカ人の意識:

« 学生からの手紙 | トップページ | 概算要求 »