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2010年7月 7日 (水)

平瀬ダム

 錦川の上流に新たなダム建設が進んでいる。
 数十年前に計画が持ち上がり、周辺道路の整備などは徐々に進んでいるが、いまだにダム本体工事には取り掛かっていない。その間に、何度か公共事業見直しの俎上に上ったが、御多聞に洩れず、当初の利水から治水に目的を変えながら、計画自体はほとんど修正もなされず、今に生き残っている。先の台風による大水害の際にもダムはほとんど効果がなかったことを多くの市民は経験している。下流の市街地でこのダムの完成を期待している人はほとんどいないであろうし、地元の錦町の人たちも多くが望まない事業になっている。
 よく聞く話であるが、多くの市民、住民が望まない公共事業が、何故か止まらない。その原因は、公共事業に利権を求める地元の県会議員(自らも建設会社の社長で業界を牛耳っている。一説には、入札にも大きな影響力を持っているとのこと。)とそれに応える山口県の連係プレーにあり、住民の声はほとんど活かされていない。
 確かに中山間地域においては、公共事業によりかろうじて生活や雇用が支えられているという事実はあるが、だからと言って業界のために無駄なお金を使う余裕は、国にも地方にもないはず。住民の生活や自然環境の改善などにつながる分野に集中的に投資すべきである。
 八ッ場ダムに象徴される全国的なダム事業の見直しの中に平瀬ダムも含まれており、この際、その必要性につき改めて検証すべきであり、その間は本体工事に関する国土交通省の補助金は凍結すべきであろう。

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コメント

そうである
時代は今、自然環境保護、自然環境保全、自然環境復興、自然環境改善に取り組むべきである。
これがミレニアム・ルネッサンスであり、人類が生き残る道である。
二酸化炭素問題だけがクローズアップされてるが、効果あるアプローチとしては植林、還元可能なエネルギーへの代謝事業だろう。原子力エネルギーは自然破壊につながるから単純明快にNGである。

治水体制に信玄堤がある。それだけでなく、彼等は河川と周辺の環境を綿密に計算し、近代科学を持ち得なくても立派に治水事業を完徹させた。

正に国は人である。
人材の有効活用!
人材を発掘するのに信玄はその担当者に責任と自由を与え、その責任者は困難な問題を解決する為だけに知恵を使い、今までの慣習から外れた人材登用も行ったであろう!
新旧混在、温故知新、新機軸 どちらの要素も存在して実現出来た事業であろう!

信玄を戦の天才としてだけの評価では可哀想である

投稿: ピース | 2010年7月 8日 (木) 01時58分

官僚には「利水」と「治水」の意味すら理解できないのに、ダムを作るなんてその能力を超えているのではなかろうか。
目的とする内容が変われば、その計画は破棄して再出発すべきだ。
平瀬ダムの付帯工事を含めて、その施工について地方の業者にその力も設備も持たない。誰のための工事を考えるか、それが先にあることは行政に関係ない一市民でも分かる。

投稿: 清流 | 2010年7月 9日 (金) 08時45分

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