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2010年7月28日 (水)

辻元清美の離党

 辻元さんの離党については、情報も少なく、本人の真意もよくわからないので、正確なことを書くことはできない。
 一般論であるが、選挙民の投票によって議員という職を得たわけであり、その意思に反する行動をとるべきではない。公約・マニフェストはもちろん、公の場での発言や選挙演説なども、それによって投票行動が左右されるとすれば、まぎれもなく有権者に対する約束であり、これらに反する行動をとることは許されない。鳩山さんと民主党の例を上げるまでもなく、政治家と政党は、その言葉に責任を持たなければならない。
 さらに、公認を得て選挙を戦うということは、政党の看板を背負うことであり、その看板に対しても責任を持つ必要がある。
 比例で当選した議員が任期途中で離党することもよくあるが、比例はまさに政党を基準に選ぶものであり、政党を離れることは即ち議員としての正当性を失うことになる。
 最近は離党、新党ブームである。自民党などはもともと理念のない政党であり、出たり入ったりしてもそれほど大きな問題ではないが、一つの理念を掲げて政党に集い、政党を通じてその理念と政策の実現を図るというのが、政党政治の本来のあり方である。その政治の基盤となるべき政党と袂を分かつというのであれば、議員辞職する覚悟を持つべきである。

「これからは無所属議員として活動を始めます。願うところは、参議院選挙後の流動的な政治情勢の中で、私の政治信条を果たすべく、新たな挑戦に進みたいということです。」
                             (本人のブログより)

 どのように行動するかは本人の自由であり、周りからとやかく言っても仕方のないことであるが、政界の流動化を前提にした動きであるとすれば、政治の動きから目を離せなくなる。

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コメント

私の愛読書に『樅の木が残った』がある。
主人公の原田甲斐は相当な覚悟で死地に活を見出した訳で、しかも己のためにではなく、藩を守るため!江戸時代の価値観とズレが有るから、これを持ち出してどうこう言うつもりはないが

端から見えないのが人の心
だから余計、長い先を見据えることが大切

議員は普通の人より大変なのも事実
(志がある議員は)
また、一つの決断が後にまで尾を引くのも事実

十年後、離党して良かったねと何人に言って貰えるかでしょうね

投稿: ピース | 2010年7月29日 (木) 00時57分

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辻元清美議員の社民党離党問題に付いての以下の2つの記事に反響を頂いている。 辻元清美衆議院議員の社民党離党に思う(大津留公彦のブログ2 2010年7月27日) ■辻元清美衆議院議員の社民党離党に思う2(大津留... [続きを読む]

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