« 愛宕山の売却について | トップページ | 福島にて »

2010年6月18日 (金)

愛宕山の売却について(2)

 「滑走路の沖合移設という国家プロジェクトに協力してきたので、愛宕山は無条件で国に買い取ってもらう」
 2年近くにわたって、山口県知事と岩国市長はこう繰り返してきた。こんないい加減な理由で国が買収するわけがないことは百も承知で、市民、県民を欺くために作り出された理屈であった。その蔭では、民間空港の見返りに米軍住宅を建設するという裏取引が行われていた。
 新政権になり、空母艦載機部隊の移駐に関連する米軍住宅・米軍基地を作るとい国の意図が明確にされた後も、今年の春先までは、「米軍再編関連では売却できない」と反発する振りをしばらくしていたが、ここに来て、次のような表現に変わった。
「まず国が具体的な施設の利用、配置計画を示すべき。その後、県や岩国市の対応方針を決定する」
 最近では、国家プロジェクトに協力してきたので、無条件で買い取ってもらう」という言い方はすっかり影をひそめ、国の示した空母艦載機部隊の移駐を前提した議論にすっかり乗っかってしまったかのようだ。
 この後の彼らの言い訳を推測するとこうなる。
「将校クラスの住宅なので治安などは心配ない。市民が自由に利用できる野球場やサッカー場などのスポーツ施設を作るよう要望していく。」
 お金をもらい民間空港というアメ?に飛びつき、結局国に対してものが言えず、言いなりになっていく様子が如実に表われている。
 岩国基地の新滑走路で、これまで禁止されていた編隊での離陸を行うとの通報があり、山口県と岩国市はあっさり認めてしまった。編隊の方が飛行回数が減少し騒音も減るというのが米側の説明を鵜呑みにしてしまった。お金をたくさんもらっていれば、やはり何も言えなくなる。そんな市政の実態が、次々に明るみに出る。

人気ブログランキングへ

|

« 愛宕山の売却について | トップページ | 福島にて »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

リーダーの資質とは公僕に徹することで
公僕とは、自分の愛を捧げる場を提供して下さった皆様に感謝し、その愛を実践することで、より熱い人類愛や郷土愛が培われ、それで自分に感謝するものかと
そういったリーダーが立てば、後からわんさかわんさか人材は育ってくると

そうでないリーダーはおろすべきだ
( ̄∀ ̄)

投稿: ピース | 2010年6月19日 (土) 02時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530823/48664383

この記事へのトラックバック一覧です: 愛宕山の売却について(2):

« 愛宕山の売却について | トップページ | 福島にて »