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2010年6月12日 (土)

所信表明から

 昨日国会で、菅さんの所信表明演説が行われた。
 政権交代して1年も経っていないので当然のことながら、全体的にはこれまでの方針を引き継ぐものであるが、随所に菅さんの想いもちりばめられている。
 そうした特徴を少し拾い出してみよう。
1.まず、政治のあり方について。
 自らの経験に基づいて「私の基本的な政治理念は、国民が政治に参加する真の民主主義の実現です」とした。マスコミなどはほとんど注目していないが、私は、この部分が好きである。当り前のことであるが、その当たり前のことが実現できていないのが、今の日本の政治である。個別の政策の良し悪しではなく、政治のあり方がすべてを決める。こうした理念を堂々と語る政治であって欲しい。旧政権では、このような言葉は決して出てこないであろう。やはり、政権が変わったのだなという実感がする。
 官僚主導から政治主導へということも改めて強調されている。マニフェストの重要な項目であるが、外交・防衛の分野に典型的に表れているように、必ずしも十分に機能しているとは言えないので、新しい内閣にとっても、引き続き大きなテーマになろう。
 そして「政治主導とは、より多数の国民に支持された政党が、内閣と一体となって国政を担っていくことを意味します」とある。仕組みは確かにそうであるが、政治の目的は民意の実現にあることを意識して、どこまで民意に向き合うことができるのか、菅さんの真価が問われる。

「「一票の力が政治を変える」。政治は国民の力で変えられる。」

 明日は、次の通り、下関草莽塾が開催される。
  日時 6月13日(日)14:00~16:00
  場所 下関市川中公民館(下関市伊倉町2-1-1)、山陰線綾羅木駅近く
 ご希望の方は、お気軽にご参加下さい。

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コメント

政治家である事は
苦労多難であると思います
言葉だけが先行せずに、徹底的な分析の上に独自の視点を持つ事が今は要求されていると思います
既成観念にとらわれる事は、大きな停滞を意味すると思う

消費税を上げ、法人税を下げる
これを論理的に大局的にシュミレーションして、確信を持って欲しいと思う

欧州では法人税は日本より低いから日本は国際競争に勝つためには、法人税を下げるべきという論説が有りますが

欧州は『同一労働同一賃金』が常識であり、日本より賃金は高いでしょう。中小企業は人件費が嵩み、中小企業を保護するため表だった法人税は下げる必要があるのではないか?
大企業には別な方法で基金的な税をかけているのではないか?だからその枠から外れたグローバル企業が出て来たわけで

単純に欧州の一部を一時的な便宜上から利用するとするなら、新たなものは作られない

財政は大切で、国家財政を破綻させてはいけない!確かにそうだ!

だから、相当な学習と議論と分析からしか、正しい政策は勝ち取れないと思う

だから、今は何も言わない方が良いかなぁ
と今思いました

投稿: ピース | 2010年6月13日 (日) 01時20分

上諏訪の宮坂亨です。
今日は憲法集会。御柱祭のため5月3日ではない。
涙流しっぱなしで見た映画「いのちの山河」のような政治にさせるように参画していきます。

投稿: 宮坂亨 | 2010年6月13日 (日) 02時55分

昨夜の私の推理は外れていたみたいです。
欧州はEUに統合した流れで法人税が下がりだしているみたいです。
誘致合戦でEU内の外国企業に来て貰うために法人税が下がりだしたみたいです

投稿: ピース | 2010年6月13日 (日) 17時37分

欧州は法人税が低いですが、社会保険料などの負担が日本より高いみたいです
また大企業はいろいろな控除の恩恵にあずかり実効法人税は低くなっているみたいです

私の昨夜の主張を収めるつもりは有りません
実際EU内で誘致合戦は行われてるかも知れず、しかし、そんな価格競争論より共同体の調和の取れた税率が大切と考える方々もいて
その反面、ギリシアのような国が出来る
だがこれにも欧州では金融の既成がこの問題を解決する糸口であると考える方々もいる
問題を解決する上では多様性を活用出来るリーダーが必要だと思います

P.S.
推理はいけないとは反省してもいるが、人に話さないと「やべ~調べなきゃ」と思えない自分・・・
まだまだ民主的じゃないなぁ

投稿: ピース | 2010年6月13日 (日) 18時10分

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