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2010年6月15日 (火)

所信表明演説(4)

 所信表明の結びで、元気な日本復活させるためのビジョンとリーダーシップの必要性を次のように述べられている。
「これまで、個々の団体や個別的地域の利益を代表する政治はあっても、国全体の将来を考え、改革を進める大きな政治的リーダーシップが欠如していたのではないでしょうか。国民の皆様にビジョンをよく示し、そして、国民の皆様が「よし、やってみろ」と私を信頼してくださるかどうかで、リーダーシップを持つことができるかどうかが決まります。」

 これまでの政治にまったく欠けていたのは国のあり方、国民の進むべき道に関する理念であり、それを進めるリーダーシップであったという認識はその通りだと思う。
 しかし、自らがリーダーシップを持つことができるか、リーダーシップを持った総理大臣になれるかどうかは、国民の信頼、支援にかかっているとするのは、少し違うのではないか。
 私にリーダーシップを持たせて下さいと国民に頼むのは筋が違う。国をリードすべき最高の権限を持つポストについたのだから、明確な理念と政策を示し、国民に説明しその意思を踏まえて、内閣と与党を率いて、それを確実に実現していくことである。そうすれば、国民は必ず信頼しついてくる。
 とは言え、菅さんの気持ちもわからないではない。突然の総理大臣の交代で、党内基盤もしっかりせず、さらに、国民の信任を受けているわけでもない。強い指導力を発揮できる状況にないのである。
 ここに日本の問題がある。本来は、理念とそれを実現する能力を兼ね備えた人物が国のトップに選ばれる仕組みを作っておく必要がある。
 ポイントが2つある。一つは、政党の中で、リーダーたるべき人物をきちんと選び、結束して支えること。派閥やグループの力関係でトップを選んでいては、リーダーは生まれない。
 第2に、トップを決めたら、その人物を中心にして選挙を戦い、そして勝利すること。これにより、国民の支持を直接受けることになり、基盤が固まりその権力が強化される。
 つまり、こうした本物のリーダーを選出する仕組みを我々はまだ持っていない。
 リーダーがいないのではなく、それを作る仕組みがないのである。

 各党の代表質問も今日で終え、明日、通常国会が閉会し、選挙に向かう。

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コメント

ほ~う
今日は惚れ込みましたぜ~ 旦那
正にその通り
あなたの仰ること全部賛成しますぜ~

投稿: ピース | 2010年6月16日 (水) 22時09分

井原さんが市長さんだった頃は、市長さんをとても身近に感じていました。
“市民と共に”という印象で、安心や信頼を与えて頂いていました。
市長さんのお話を聴くのが好きで、市民が自由に参加出来る会に何度か足を運びました。
誠実で、聡明で、物腰の柔らかな井原市長さんは、自慢の市長さんでした。

次回の市長選挙が待ち遠しいです。

歴史ある岩国の誇りを、心の豊かさを、未来へと繋いで行かれますように…今を生きる私達が、道を踏み外さないように努めねばなりません。

投稿: 岩国市民 | 2010年6月17日 (木) 00時47分

菅さんの次は糸数慶子総理率いるハナビヤ救国政権です。

投稿: 宮坂亨 | 2010年6月17日 (木) 11時19分

菅さんお次は糸数慶子総理のハナビヤ救国政権です。http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=52861095&comm_id=4996350

投稿: 宮坂亨 | 2010年6月17日 (木) 11時21分

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