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2010年5月 6日 (木)

鳩山総理の沖縄訪問(2)

 鳩山さんが今回、県外、国外移設が難しいとする論拠の一つが「抑止力」の維持である。
 つまり、軍事力の存在により相手の攻撃が抑制されるという考え方であるが、そもそも軍事的抑止力が必要なのか、仮に必要としてもどのような方法が効果的なのか、さらに言えば、国際情勢の変化の中で、今後30~50年先の日本の平和をどのように守っていくのか、アメリカだけでなくアジアとの信頼関係をいかに築いていくのか、などについて、旧政権の時代からまったく議論が行われていない。
 一方、新たな基地を建設することは、住民の生活に甚大な影響を与えることになる。
 憲法11条には次のように規定されている。
「この憲法が国民に保障する基本的人権は,侵すことのできない永久の権利として,現在及び将来の国民に与えられる。」
 いわば何も知らされないままに、「抑止力」という抽象的なお題目だけで、国民の基本的人権を制約することはできないというのが憲法の趣旨である。(「風だより岩国」参照)
 また、昨年の衆議院選挙の際の「最低でも県外に」との発言について、鳩山さんは「党の正式な公約ではなく、代表としての私自身の発言」と答えている。
 確かにマニフェストには具体的な記述はないが、選挙を間近に控えて政党の代表が公の場で明確に発言したことは、まぎれもなく国民に対する約束であり、言い訳は絶対にすべきではない。国民に直に接することの少ない官僚には、「言葉の重み」は理解できないが、政治家が言葉を軽んじてしまったら、手痛いしっぺ返しをくらう。

 「5.23岩国大集会」に向けて実行委員会が開催され、正式に私が代表世話人になった。多くの市民・グループが参加する幅広い大会にしたい。

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コメント

抑止力という言葉はアメリカの戦争を金儲けの材料にする手段。
今では中国には莫大な数の日本企業、アメリカ企業などが進出し、武力衝突などしようものなら中国は大損になる。
もちろん、日本やアメリカにとっても大損になる、この状態で抑止力というのは只の脅し。
中国が軍備増強するのはアメリカが際限無く軍事力を拡大してきたからであって、イラク戦争でも明らかになったが
アメリカに貢がない国には、いつテロだと言い張って攻撃されるか解らないからである。
北朝鮮とて、その点は同じ、

日本はベトナム戦争を支援した過ちを繰り返してはならない。当時の自民党佐藤栄作はアメリカに軍事利権を日本から提供する事をもくろみ、ベトナム戦争に莫大な金を出した、その後どんどんエスカレートするばかり。

所詮、アメリカ軍部は植民地支配かそれに近い形での支配を考えていると思える。
大体、世界中を何百回も滅亡させることが出来るほどの核弾頭を持つ国の軍隊を信用してはならない。

投稿: 名無し | 2010年5月 7日 (金) 07時29分

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