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2010年5月16日 (日)

市民の分断

 平野官房長官が、一部の徳之島町議との会談に続いて、再び鹿児島で一部の業界関係者と面会して、普天間からの訓練移転等について協力要請をし、併せて要望を聞いたとのこと。政府の中枢にある人が話をすべきは、もちろん町長であり、言うことを聞いてくれそうな一部の住民と会うのは筋が違うのでは。そうした席では、当然のことだがお金のことが中心的話題になる。
 上関原発の推進を求める団体の決起大会が開かれ、祝島の反対派住民と対峙する様子が放映された。お金で小さなまちの住民が対立する光景は淋しい限りである。
 国民の幸せを図るために働くべき政治が、我々の税金で住民を分断するのは間違いである。
 岩国の大きなアメの一つは、民間空港である。
 「少々犠牲を払ってでも、民間空港は進めるべき。ミニバブルが起こる。」
 中心になって進めてきた有力な会社経営者の発言である。
 これを聞いて正直驚いた。少しではない、基地や愛宕山周辺、通津、由宇方面まで含めて数万人の市民が大きな犠牲を払うことになる。さらに、被害は広範に及び、飛行コースに当たる大島方面、低空飛行などが行われる広島県北部、さらに犯罪の危険性が増す広島の市街地などにも深刻な影響を与える。こうした地域の人たちの生活はお金には代えられないものであり、絶対に犠牲にしてはいけないもの。
 この方が社長を務める第三セクター会社(山口県と岩国市が多額の出資)がターミナルを建設しその運営に当たる。そして彼の会社の得意分野は、飛行機の胴体の塗装であるという。
 米軍再編の見直しを求める「5.23岩国大集会」の宣伝活動の一環として、南岩国のユメタウンでマイクを握り「目先のお金で子どもたちの未来を売り飛ばしてはいけない」と訴えた。0516izumi

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コメント

「少々犠牲を払ってでも、民間空港は進めるべき。ミニバブルが起こる。」
この映像を見たとき第三セクターの社長へ「あなたはどれだけの犠牲を払ったのか」と、なぜ報道する側は問わないのか不思議に思う。また、開港でミニバブル、というがその論拠はどこにあるのか、それもインタビューなら聞くべきだ。片方の一方的な発言では真の報道にならない。
他人の犠牲の上で一部の人がいい思いをする、それが岩国民空の実態なのだろう、改めて教えてくれた放送でした。

投稿: 清流 | 2010年5月17日 (月) 08時21分

空港ターミナルは何故第3セクターなんだろう?
赤字が明確だからのように思える。
ほんとに儲かるのだったら第3セクターで運営などしない。
最終的に税金で穴埋めをさせると言う筋書きが見えてくる。

投稿: 名無し | 2010年5月17日 (月) 17時42分

井原勝介さんは
何故、前回も含めて、山口県知事選挙に出馬しないのかな?しなかったのかな?と、
時々思うことが有ります。
岩国市長選挙よりも、上関原発や岩国基地、瀬戸内海洋環境の諸問題に包括的に
向き合えそうな首長だと思うし、適任者と考えますが。
何か別途お考えや、お立場も有るのでしょうね?

投稿: RadioActive | 2010年5月17日 (月) 19時12分

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