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2010年4月16日 (金)

岩国民間空港

 岩国の民間空港が動き出す。16日、旅客ターミナルビルを建設し、その後の管理運営も行う第三セクター会社の設立発起人会が、県知事や岩国市長などが出席して開かれ、新しい会社の社長に、塗装会社「カシワバラ・コーポレーション」の柏原伸二社長が選ばれた。県は2億円、岩国市が6千万円出資するという。
 近く、国土交通省がターミナルビルの運営を行う会社の公募を行う予定であるが、公募とは名ばかりで、この第三セクター会社が選定されることは初めから決まっているようだ。
 今後、柏原社長が施設の建設、運営を一手に引き受けることになるが、彼の会社は、飛行機などの塗装に特殊な技術を持っていることで全国的にも有名である。
 2012年度早期の再開を目指しているが、飛行場の管理、ターミナルビルの経営、そして航空会社の収支などが赤字になるのではないかという強い不安が市民の間にはあり、反対意見も多い。こうした点について、県や市は何も説明をしていない。今回のターミナルビルも、レストランや売店などが入る予定なのであろうが、とても採算が取れるとは思えず、赤字になれば、第3セクター(半官半民)の常であるが、追加で税金が投入されることになる。
 観光や企業誘致などにどれほどの効果があるかは、全く未知数。青森県三沢空港は、以前から軍民共用空港であるが、昨日のNHK放送では、工場団地が埋まらず困っているという。

 開港すれば、全国で99番目の空港になるらしいが、静岡空港、茨城空港と最近開港した空港は、いずれも大変厳しい運営になっている。地域住民が本当に望んだものではなく、知事を初め一部の政治家や有力者たちの思惑が先行したものであろう。岩国もその典型的な例になるのではないか。
 先般岩国市が公開した「市長協議報告書」でも、国が岩国空港は必要ないと断言している。必要性を全く認めていないのに、米軍再編と引き換えにやるというのでは、順序があべこべである。国土交通省が必要ないと思っている空港を貴重な税金を使って作るべきではない。航空行政の改革に意欲を示している前原大臣は、このことを承知しているのだろうか。国民に対してどのように説明するのだろうか。記者会見で聞いてみたいものだ。
 通津の女性たちのお世話で、立派な菖蒲園になりつつある。
0416syobu

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コメント

はじめまして、初コメントさせて頂きます。
このブログを読み民間空港とその名を見ると、あの大道芸の館の記憶が彷彿と蘇ってきます。某あの方が趣味の延長上に始められた大道芸の館は、身内からもオープン前から無理だろうと囁かれてましたが、案の定数ヶ月しか持ちませんでした。その時もトラブルがいろいろあったのを覚えてます。
今度は民間空港です。赤字もハンパない額になるでしょうね。錦帯橋空港なんて名前をつけてますが、何の因果なのでしょうか。
愛宕山の負債に空港の負債‥そんな借金まみれで肝心の錦帯橋の架け替えのお金が積み立てて行けるのか心配です。
前回の錦帯橋の架け替えの時も予算が足りなくて寄付を募ったような記憶があるのですが‥。周りでは4連のアーチになったらどうしようとか、そんな話まで出てました。
岩国の人たちが愛する錦帯橋が錦帯橋空港のせいで無くならないか心配です。みんな空港より錦帯橋が大切だと思うのは私だけでしょうか。
錦帯橋空港より錦帯橋の方がずっと岩国の観光に貢献していると思います。

大道芸の館の時も集客率の予測を誤ってるんですよね‥。

岩国のみんなに思い出してもらいたくて書き込みしました。

投稿: なみ | 2012年7月 9日 (月) 14時32分

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