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2010年4月29日 (木)

鳩山さん、動く

 鳩山さんが、いよいよ来月4日に沖縄に入るという。県外移設を追求し、移設先について「腹案」があると言ってきたが、それが辺野古の微修正と徳之島を利用するということのようである。
 その鳩山さんが初めに会い説明したのが、徳之島選出の元国会議員徳田虎雄氏であると聞いて驚いた。先の党首討論でも明言したようにアメリカとの交渉を優先してきたのかもしれないが、腹が固まったのなら一刻も早く沖縄の人たちに説明すべきである。
 それにしても、県内移設で沖縄の理解が得られると思っているのだろうか。このまま突き進んだら、以前にもまして島ぐるみの強い拒否反応が示されることは必至である。沖縄の人たちの苦しみは続き、政権は窮地に陥る。アメリカにとっても決してプラスにはならない。外務・防衛両省の局長と協議したキャンベル国防次官補は、「いい話し合いができた」というコメントを出したが、この人も問題の本質がわかっていない。
 民意を踏まえずして、政治や外交は成り立たない。本来は政権交代直後に、マニフェストに基づき従来の日米合意は見直す、その前提として日米関係のあり方についても再検討すると宣言すべきであった。困難であろうとそこから交渉は始まるのであり、必ず新しい解決策が見つかるはず。
 遅きに失したとはいえ、国民が何を望んでいるのか政権成立の原点に返るべきである。もちろん、5月という期限は問題ではない。今後30~50年先を睨んで日本の平和をどのように守るのか、アメリカやアジアとの新しい協力関係をどのように作り上げていくのか長期展望を確立することが先決である。その上で、当面は基地の存在もある程度必要だという合意が得られれば、その負担を全国で分かち合う覚悟も必要であるし、国民にはその用意は十分にある。
 政治が平和や基地問題に正面から向き合わないで、国民をごまかし、金と圧力で押し付けるというやり方は、もはや限界にきていることを知るべきである。

 

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