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2010年4月 6日 (火)

なぜ、岩国市民は納得しないのか(1)

 先日の沖縄等米軍基地問題懇談会でも説明したが、「なぜ、岩国市民は納得しないのか」私の経験も含めて、もう一度整理してみる。

 様々な議論があるが、私なりに大きくまとめると、次の3点になる。

 一に、だまされ、
 二に、民意を無視され、アメとムチで抑えつけられ、
 三に、生活を破壊される、から

 まず、空母艦載機部隊の移駐について、
(納得できない理由)
 ① 安全安心を目的とした滑走路の沖合移設が、いつの間にか米軍再編の受け皿にされ、市民、特に愛宕山周辺に居住し長年にわたり工事に協力してきた人たちには、「だまされた」という想いが強い。沖合移設の目的が大きく変わったのであるから、山口県知事による公有水面埋立法に基づく埋立承認を一旦取り消し、環境アセスメントなどを行った上で、改めてその可否について判断すべきである。2008年2月には、県知事を相手に埋立承認の取消を求める裁判が提起されている。
 ② 艦載機の移駐が行われれば、ジェット戦闘機約120機を擁する極東一の航空機基地になる。しかもNLPなど激しい訓練をすることで有名な部隊であり、平穏な市民生活が破壊される恐れがある。
 ③ 2006年の住民投票で、受け入れに反対が約90%を占め明確な意思が示されたにも拘わらず、庁舎補助金のカットに象徴される露骨なアメとムチというやり方で住民の意思を抑えつけてきた。その結果、市民の不信感が高まるばかり。
 騒音被害の状況を表す「騒音予測コンター」についても、厚木基地の単なるシミュレーションであり、実際の騒音の程度は担保できないという防衛省の説明を聞いて、住民は怒った。
 こうした状況の中で、2009年3月、岩国では初めての爆音訴訟(原告団654人)が提起された。騒音被害に関して損害賠償を求めるとともに、米軍再編の差し止めを求めていることが大きな特徴である。

草莽塾南河内の様子
0406minamikawati

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