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2010年3月15日 (月)

岩国の密約(2)

 外務省の密約が明らかになり、悲惨な戦争を経験し、そして被爆国として、核兵器には特別な感情を持っている国民が、長年にわたってだまされていたことが判明した。民間空港と愛宕山の米軍住宅化の裏取引が記載された「市長協議報告書」は、まさに岩国版密約である。
 市議会でのやり取りの後半部分を紹介する。

(質問)防衛省の谷井参事官からの意向確認はあったのか否か、明確にして欲しい。
(市長答弁)個人名が上がったが、防衛省職員として岩国の実情も鑑みて協議してきている。シンフォニア岩国で前の市長から質問があって、防衛大臣から、民間空港と米軍住宅化の取引という事実はないと回答があり、しかし、「職員のそういった気持の発露があり、そういう趣旨で受けとめられた可能性はあった。」とも発言があった。そういったやり取りはあったかもしれませんが、具体的に防衛省からの意向確認はありません。あくまで、想定問答の範疇です。議員の手元にある資料とまったく違うものかもしれませんが。
(質問)私が持っているのは、岩国市が正式に公開したものですので、お間違えなく。
 防衛大臣の方から、「本省ではないが、出先機関からそういった話があったかもしれない。」と発言された。もし、出先機関からでも実際にそういう話があれば、想定とは言えなくなるのでは。これについては、議会で真相の解明をしていきたいが、もし調査をして、実際には意向確認があったと判明したら、市長はどう責任を取るのか。
(福市長答弁)国の方もない、岩国市もないと明確に言っている。
(質問)シンフォニア岩国で、防衛大臣は、どこの職員か限定はされなかったが、そういう問いかけはあったと言われた。それが事実なら、どういう責任を取るのか。これは、財政などすべての行政課題に関係する重要なことである。
(市長答弁)ないものはない。
 私は、私の立場で国に言うべきことは言っているのであって、いろんな想定問答の範囲である。
(質問)市長は、あくまで想定、意向確認はなかったということでいいのか。
(市長答弁)直接、私の方に、民間空港と愛宕山の米軍住宅化の取引の話は、一切ありませんでした。

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