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2010年3月14日 (日)

岩国の密約(1)

 岩国の密約である「市長協議報告書」の真偽をめぐって、市議会でやり取りが行われた。議場で議員と行政がどのような議論をしているのか、多くの市民の皆さんや全国の方にも知っていただきたいので、何回かに分けてその概略を紹介する。

(質問)これまで、情報公開審査会の答申に反する形で、「市長協議報告書」は全面非開示とされてきたが、今回一部開示を行った理由は何か。
(理事答弁)意思形成過程の情報であるという理由で、これまで非開示としてきた。しかし、この度政権交代で米軍再編の見直しの方針が示されたので、改めて原点に返って協議する必要が生じた。意思形成過程が、現政権下では、継続しないと言うことで、答申通り、一部開示とした。
(質問)政権交代により意思形成過程の情報でなくなったのなら、全面開示すべきではないか。
(理事答弁)いろいろなケースを想定した意見交換であり、職員の記憶に基づき整理したもの。中身の整っていないものをすべて公開すれば、市民の混乱を招くので、一部開示とした。必要なものは公開するが、市民の混乱を招くものは非公開とする。
(質問)想定、ケーススタディなら、ケースを事前に想定するもの。この資料を見ると、国県から市長の意向確認の依頼があったから会議を開いたとある。意向確認があったのなら、想定ではなく、市に意思を決める重要な会議ではないか。
(理事答弁)職員の記憶に基づきまとめたものであり、正確に記載されているかどうかわからない。私も含めて出席した職員が、いろいろなケースを想定して協議したものであり、書かれたある通りに、字句通りに協議がなされたということではない。文書作成のあり方もあるかもしれないが、協議自体はあくまで想定したもの。
(質問)防衛省の谷井参事官から早急に市長の意向確認をして欲しいという依頼があったと記載されているが、どうか。
(理事答弁)実名があるのでそういう内容の指示を受けたのではないかという質問でしょうが、先ほどから説明しているように、いろいろなケースを想定した協議なので、文章に表記されていることをもって判断することもわかるが、協議自体を行った者としては、あくまで想定質問で、職員の自由な発言の取りまとめである。

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