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2010年3月26日 (金)

岩国市議会決議

 岩国市議会は24日、「米軍岩国基地に関する再編問題の検証に対する説明責任と地元への誠意ある対応を求める決議」を全会一致で採択した。
 一部抜粋すると、次のようになる。
「新政権は、「米軍再編について見直しの方向で臨む」としているが、見直しの方向性が不透明で、かつ政府としての統一的な見解も示されない状況が続き、・・・市民の間では不安が増大していた。
 こうした状況の中、先月20日に防衛大臣が来岩の際、大臣から、「政府として、厚木基地の空母艦載機の移駐については、過去の日米合意などの経緯の検証作業を行った上で、ロードマップに定められた日米合意の方針に変更はない」との発言がなされた。
 このことは、・・・市や地域住民への説明責任を果たしておらず、まことに遺憾である。
 ・・・
 よって、国におかれては、米軍岩国基地に関する再編問題の検証に対し、本市及び地域住民への説明責任を果たすとともに、地元の意見や要望に対して、政治主導と国の責任において誠意ある対応をされることを強く求める。」

 これまで岩国市議会は、再編問題に関しては、いつも真っ二つに分裂してきた。政権交代直後の昨年9月議会で、一部議員から提案された「米軍再編の見直しを求める決議」も、多くの保守系議員の、政府の方針が決まっておらず時期尚早だという理由にもならない理由であっさり否決されており、今さらという感もなきにしもあらずである。
 その趣旨も必ずしも明らかでない。住民への説明責任を果たすことを求める点はいいとしても、地元の要望への配慮の部分は、民間空港や愛宕山の買取に関する要望も含まれるとすれば、いかがなものかと思われる。
 しかしながら、全会一致で意思を示したことには、一定の意味があると思う。今後、国の差し出すアメに飛びついたり、国防は国の専管事項だからと言って国の言いなりになったりしないで、議会の本文に立ち返り、市民を守るために、全議員が一致して行動して欲しいものだ。

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0325/5.html
2010年3月25日(木)掲載
岩国市議会は24日、鳩山政権に米軍岩国基地再編の検証結果の説明責任を果たし、地元の意見や要望に政治主導で誠意ある対応をするよう強く求める決議を全会一致で可決した。

同市議会が、新政権発足後、同種の決議をしたのは初めて。地元に事前説明もなく「艦載機岩国移駐は既定方針通り」などとする防衛大臣発言や閣議決定に対する反発から決議した。

決議は「新政権は『米軍再編について見直す方向で臨む』としているが、見直しの方向性が不透明で、かつ政府としての統一的な見解も示されない状況が続き、岩国市に重大な影響をもたらす米軍岩国基地に関する再編の政府方針も決まらず、市民の間では不安が増大していた」とし、同市を訪れた防衛大臣が「艦載機移駐に変更ない」と発言したことは市や住民に説明責任を果たしておらず「誠に遺憾である」としている。

さらに社民党の政審会長が私案としながら普天間移転先に米軍岩国基地を検討するなど、「市民を軽視しているとしか思えず、このままでは到底容認できない」と抗議の姿勢を示している。

この決議とは別に、今月に入って米軍岩国基地で滑走路運用時間(午前6時半~午後11時)外の深夜、早朝の無通告運用が相次ぎ、市民から騒音苦情が殺到したことを受けて「滑走路運用時間を午後10時までとすることを求める決議」を全会一致で可決した。

同決議では滑走路沖合移設による新滑走路が5月から6月末をめどに運用開始し米軍に提供される機会に滑走路運用時間を普天間、厚木基地と同じ午後10時までとするよう求めている。

同市議会は29日午後、米軍再編問題について国から説明を求める全員協議会を開催予定で、防衛副大臣らが出席する予定という。

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