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2010年3月 6日 (土)

普天間の迷走?

 普天間の移設問題が迷走している。
 社民党はすでに、グアム移設を最優先にしながら、国外が難しい場合の県外移設先として、北海道の陸上自衛隊東千歳基地、九州の海上自衛隊大村基地、米軍の横田基地や岩国基地、そして佐賀空港などを候補に挙げている。
 国民新党は、嘉手納統合案とキャンプ・シュワブ陸上案、いずれも県内移設の提示を決めている。
 政府の方針は必ずしも明確ではないが、国民新党と同様キャンプ・シュワブ陸上案と、最近になって米軍ホワイトビーチ(うるま市)の沖合を埋め立てる案も検討されているという。すでにアメリカ側との交渉も始まっているとも伝えられている。
 気になるのは、アメリカの反応を気にするあまり、民意を軽視するという旧政権のやり方とあまり変わっていないことである。このまま県内移設の方向性が出されても、長年基地負担に苦しみ新しい政権に期待した住民は決して納得しないであろう。下手をすれば、政権の大きな痛手となる恐れさえある。
 政権が代わったのだから、安全保障に関する考え方が違うのは当たり前であり、アメリカだけでなくアジアとの関係も重視するという民主党などの方針を踏まえ、まず、日本の安全保障に関する基本的な理念を整理し、それに応じてアメリカとの関係や米軍基地のあり方を見直していくべきである。その際には、米軍基地に頼らない安全保障のあり方など長期的な視点と、当面基地の存在を前提にその負担軽減を図るという短期的視点の両方が必要である。
 国民の理解と協力なくして外交も防衛も成り立たない。情報公開を徹底し、議論を起こし、国民的合意を得ることが先決である。国民を信頼しともに考えるという姿勢で臨めば、国民は必ず応えてくれる。沖縄や厚木の負担を全国で分かち合う覚悟も必要である。

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