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2010年3月 4日 (木)

公開質問状に対する岩国市の回答

 「愛宕山を守る市民連絡協議会」から提出されていた公開質問状(2月10日付け)に対する岩国市長の回答「iwakuni-1.pdf」「iwakuni-2.pdf」をダウンロード があったので、その概要を紹介する。

1.空母艦載機部隊の移駐について
① 再編交付金を受け取っていながら「まだ容認していない」とする論拠を説明されたい。
(回答)普天間問題も含めた再編全体の政府の最終的な方向性を確認しつつ、しっかり対応したい。
② 安全・安心の協議はどこまで進んでいるのか。その結果によっては受け入れを拒否することもあり得るのか。
(回答)引き続き、国としっかり協議を行ってまいりたい。市民にも関心の高い航空機の運用や住宅防音工事については、中長期的な視点で粘り強く取り組む課題であると認識している。
③ 安全・安心の協議の結果が出るまでは、今回の予算の凍結を求め、また、愛宕山の売却も凍結すべきではないか。
(回答)安心・安全対策に関する協議には、全力を傾注する。
2.愛宕山問題に関する事実の確認について
① 米軍基地を作るという防衛省の意図が明確になったが、それでも、売却するのか。
(回答)防衛大臣からも具体的な土地利用計画について説明はなく不透明であり、まず、国において市民に十分な説明責任を果たすとともに、地元の意見を聞くべきである。その上で、県とも相談しながら、対応を検討する。
② 岩国市により公開された「市長協議報告書」には、「防衛省から民間空港と引き換えに愛宕山の米軍住宅化の了承を求められた。」との記述があるが、事実か。
(回答)当時の政権下において想定された事態に関するケーススタディを記録したものであり、そのような事実はない。

 これを読んで、皆さんはどのように感じられただろうか。ほとんどまともに答えておらず、実質ゼロ回答と言ってもいい。詳しい解説は次回に譲る。

 兵庫県の職員組合に招かれて講演を行った。関西方面でもあまり情報がないとのことであるが、岩国の問題に関心を持っていただいているようで、嬉しかった。私の本「岩国に吹いた風」のサイン会も行い、多くの方に購入していただいた。

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コメント

『取引』『みかえり』などの言葉が交わされますが、この程度の受け応えの様子では、取引もきっと下手くそで…人の気持ちを代弁して説得する『魂』が欠如しているように思います。

投稿:  | 2010年3月 5日 (金) 07時11分

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