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2010年2月28日 (日)

政治は選挙のためにあるのか

 政治にとって選挙が重要であることは言うまでもない。しかし、敢えて言えば、政治は選挙のためにあるのではない。選挙に勝つことは政治を行うための単なる手段に過ぎないが、往々にして、選挙に勝つことが政治の唯一の目的になる場合が多い。
 そうなると、勝つためには手段を選ばず、票と見返りに特定の団体や個人に特別の利益を与える、お金や圧力、デマで票を取る。勝てば後は市民、国民を忘れて自らの利得に走る。
 最近の政治を見ていても、選挙に協力する団体や自治体に対しては公共事業や補助金の配分を多くし、そうでないところは冷遇する。選挙を基準に動くという点では、残念ながら従来の古い政治とあまり変わらない。
 政権を取れば、党派を超えてすべての国民のために公平に政治を行う責任があり、その権限や財源を自らの政党のために恣意的に使うことは許されない。大臣や国会議員が大挙して、地方の選挙応援に出掛けるというのもいかがなものか。そんな時間があれば、自らの職務に専念すべきである。
 前回の総選挙の際、岩国市長が勤務時間中に特定の候補の選挙カーに乗り応援演説をし市民の顰蹙(ひんしゅく)をかったという事件があったが、特別職の公務員には政治活動が許されているからといって、職務に専念する義務を忘れてもらっては困る。

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